シロアリ被害を発見するタイミング その2
『羽蟻』
シロアリとは、基本的には地中や木材の内部で生息する昆虫です。
しかしそのシロアリが地上に現れる事があるんです。
それが『羽蟻』です。
ゴールデンウィーク頃や梅雨時期に群がって飛んでいる大量の虫を見たことはありませんか?
これは『群飛』といって羽蟻が群れをなして飛び立つ現象です。
シロアリの巣がある程度大きくなり、天候などいくつかの条件を満たすと、巣別れのために将来の王・女王が、羽蟻となり地上に飛び立ちます。
つまり羽蟻を見つけたと言うことは・・・
羽蟻を大量に見つけたと言うことは、その周辺に必ずシロアリが生息しています。
発見した場所が住宅の中だった場合、すでに数年前からシロアリが生息し、住宅の構造木材が食べられている可能性があります。
当社に寄せられる相談でも、住宅の中で羽蟻が発生していると、そのほとんどの住宅がシロアリ被害を受けています。
もしもあなたの住まいで羽蟻を発見したならば、早急に調査してもらうことをお勧めします。
- 飛び立つ数については様々な条件によって変わるので、一概に何匹程度とは言えませんが、気になる方はインターネットで『シロアリ 群飛』や『羽蟻 群飛』などで検索してみて下さい。
とゆうことで今回はシロアリの被害を発見するタイミングとして『羽蟻』についてでした。
執筆者 曽谷 智久
株式会社防疫管理センター
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