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シロアリ 害獣・害虫 当社方針 業者の選び方

【薬の種類も重要です】シロアリ駆除に使われる薬、2つの知識

薬剤色違い4種類

もしもあなたの家がシロアリの被害に遭ったならば、なるべく早めにシロアリ駆除の業者を探さなければなりません。

そんなとき、皆さんは何を基準に業者さんを選びますか?

信用できるか。

値段はいくらか。

この2つが決断の大きな決め手ではありませんか?

ですが、シロアリ駆除の業者を選ぶには他にもいくつかの大切な要素があります。

その1つが使用するです。

今回はシロアリ駆除に使用される薬の2つの基準についてご紹介します。

①使用される薬が「認められた薬」なのか、「認められていない薬」なのか。

認められた薬」と言っても、どんなシロアリ業者でも国の法律で認められた薬を使っているのは間違いないと思います。

法律によって認められた薬の中でもさらに認められた薬」があるんです。

それが、「(公社)日本しろあり対策協会の認定薬剤かどうか」です。

公益社団法人日本しろあり対策協会(http://www.hakutaikyo.or.jp/)とは

木造建築物のシロアリ被害および腐朽を防止する目的で、国土交通大臣の許可を得て結成された50余年の歴史を持つ法人です。

引用元:公益社団法人日本しろあり対策協会HPご挨拶(土井修一会長)より

https://www.hakutaikyo.or.jp/about

文字のごとくシロアリ対策を行う団体です。

その「シロアリのための団体」が効果や安全性など様々な基準で独自に薬剤の認定を行っています。

この認定を受けた、より信頼性の高い「認定薬剤」を使用しているのかが重要です。

②「認定薬剤」の安全性、臭い。

認定薬剤でもそれぞれ違った良さを持つ薬剤ですので、様々な違いがあります。

シロアリへの効き目は、認定薬剤ならば一般的にはかけ離れた違いはありません。どの認定薬剤も有効期間は5年間です。

では皆さんにとって大事な薬の違いとは何でしょうか。

それは安全性臭いではないかと思います。

実際に私自身がお話ししたお客様には、人やペットへの安全性薬自体の臭いを重要視される方が多くいらっしゃいました。

認定薬剤には非常に多くの種類があるので、この薬剤が一番優れている!と言う薬は残念ながらありません。

ですので、それぞれの会社ごとで取り扱っている薬に違いがあります。

皆さんのご要望に添ったシロアリ駆除が出来るように、いくつかの薬を提案してくれる会社も多くあります。

当社の場合でも、基本的には値段や臭いの異なる3段階の薬剤をご提案して、お客様のご要望や予算に応じたシロアリ駆除を行っています。

薬剤とは実際にあなたの住宅に散布される物であり、シロアリ駆除業者を選ぶ上で重要な要素の1つではないでしょうか。

もしも専門業者にシロアリ駆除を依頼するときは、薬剤についてもご検討してみてください。

執筆者 曽谷 智久

株式会社防疫管理センター

-害虫駆除専門業者-

〒556-0001
大阪府大阪市浪速区下寺3丁目12番8号
TNビル2F
TEL 06-6633-8026
FAX 06-6633-0968

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ゴキブリ 害獣・害虫

【ゴキブリ駆除】法人施設等での害虫管理、3種類の方法。

車イスの画像

 

この度は当記事にご来訪頂きましてありがとうございます。

 

早速ですが、今回は法人施設などにおける害虫管理方式についてお話しします。

 

病院やクリニック、介護施設、各種工場などの法人施設において定期的に行われるゴキブリ駆除、管理、対策などにはいくつかの方式があります。

その中でも3つの代表的な方法をご紹介します。

 

 

 

① トラップを配置して調査を行う、モニタリング方式。

 

複数箇所にトラップを配置することによりゴキブリの生息調査を行います。

 

この方式は調査を重視した方式で、建物内に侵入経路や繁殖源の少ない施設で使われる事が多い方式です。

 

調査方式のメリット

  • 侵入や繁殖が無い限り、薬剤を使用しないので薬剤の使用量を抑えられる
  • 明確な捕獲数として報告を得ることも可能。

 

調査方式のデメリット

  • 配置する場所が非常に重要である。配置場所の知識が無いと調査の精度にかなりの差が生まれる
  • 捕獲があってからの対応になるので、対応が遅れる場合がある

 

 

② 食べさせて駆除する殺虫剤、ベイト方式。

 

定期的にベイト剤を塗布し、予防や駆除を行います。

 

この方式は予防や駆除を重視した方式で、外部侵入があったときにも内部繁殖のリスクを低減できます。

 

ベイト方式のメリット

  • 内部繁殖に対する予防としても効果を発揮する。
  • 殺虫剤を使用する方式の中では、薬剤の使用量が少ない

 

ベイト方式のデメリット

  • 駆除に使用する場合、液剤散布方式と比較して効果が表れるまで時間がかかる事がある
  • 食べさせなければ効果が出ない。つまりゴキブリの習性を熟慮して適正な箇所に塗布しなければならない

 

③ 液体の殺虫剤を散布する、残留噴霧方式。

 

液体の殺虫剤を散布して予防や駆除を行います。

 

この方式は予防や駆除を重視した方式で、ベイト剤が開発される以前から使われている方式です。

 

※ 近年では、IPM方式(人の健康や環境に配慮された方式)の観点から、予防の為に液剤が使用されることはIPM方式導入以前に比べて減少しています。

 

液剤散布方式のメリット

  • 即効性の液剤を使用する場合、ベイト剤よりも効果が速く表れる
  • 広範囲に薬剤処理を行うことが可能。

 

液剤散布方式のデメリット

  • ベイト方式と比較すると薬剤の使用量が多い
  • 種類によっては臭気を伴う物がある

 

 

以上のように、どの管理方法にも必ずメリット・デメリットが存在します

 

その為に、当社では現場の状況やお客様の要望に対応して複数の管理方法を併用する事も多くあります。

 

 

自らの施設に対してより良い方法で害虫管理を行うことが、衛生レベルの向上にも繋がります。

 

ということで、今回は法人施設等での3種類の代表的な害虫管理方法についてでした。

執筆者 曽谷 智久

 

株式会社防疫管理センター

-害虫駆除専門業者-

〒556-0001
大阪府大阪市浪速区下寺3丁目12番8号
TNビル2F
TEL 06-6633-8026
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