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【我が家にシロアリなんて・・・】シロアリ被害を発見するタイミング その2

公園のイメージ写真

シロアリ被害を発見するタイミング その2

 

『羽蟻』

 

シロアリとは、基本的には地中や木材の内部で生息する昆虫です。

しかしそのシロアリが地上に現れる事があるんです。

 

それが『羽蟻』です。

 

ゴールデンウィーク頃梅雨時期に群がって飛んでいる大量の虫を見たことはありませんか?

 

これは『群飛』といって羽蟻が群れをなして飛び立つ現象です。

シロアリの巣がある程度大きくなり、天候などいくつかの条件を満たすと、巣別れのために将来の王・女王が、羽蟻となり地上に飛び立ちます

 

つまり羽蟻を見つけたと言うことは・・・

 

羽蟻を大量に見つけたと言うことは、その周辺に必ずシロアリが生息しています

発見した場所が住宅の中だった場合、すでに数年前からシロアリが生息し、住宅の構造木材が食べられている可能性があります。

 

当社に寄せられる相談でも、住宅の中で羽蟻が発生していると、そのほとんどの住宅がシロアリ被害を受けています

もしもあなたの住まいで羽蟻を発見したならば、早急に調査してもらうことをお勧めします。

 

  • 飛び立つ数については様々な条件によって変わるので、一概に何匹程度とは言えませんが、気になる方はインターネットで『シロアリ 群飛』や『羽蟻 群飛』などで検索してみて下さい。

 

とゆうことで今回はシロアリの被害を発見するタイミングとして『羽蟻』についてでした。

執筆者 曽谷 智久

 

株式会社防疫管理センター

-害虫駆除専門業者-

〒556-0001
大阪府大阪市浪速区下寺3丁目12番8号
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【シロアリの生態】5つの超基本知識

ペンで書く手元

あなたは『シロアリ』と聞いて何が思い浮かびますか?そして何をご存じでしょうか?

 

まず初めに、今までに僕が現場でお話しした方のほとんどは、『シロアリ』についてあまり知識をお持ちではありませんでした。

 

シロアリとは、皆さんの周りにもごく普通にいる昆虫です。

 

そして何より、皆さんがお住まいになっている住宅の寿命に深く関係する害虫なんです。

 

 

名前だけはよく聞く・・・でもあまり知られていない害虫『シロアリ』。

今回はその基本的な生態について、5つご紹介します。

 

 

  • 家族で暮らしている。

アリやハチのように社会性昆虫の1種で、それぞれが役割分担して団体で活動しています。

 

  • シロアリとアリは別物。

シロアリはアリの仲間ではありません。色も形も食べる物も違います。

シロアリはゴキブリ目シロアリ科に属し、アリはハチ目アリ科に属します。

実を言うとシロアリは、アリよりもゴキブリに近いんです。

 

  • 土の中で生きている。

シロアリは光を嫌い、乾燥に弱いため、地中や木材の中で生活しています。

そのため、人間の近くでも活動しているのに遠い存在に感じてしまうのでしょう。

 

  • 主食は木材。

自然界では、倒れた木や腐った木などを食べて土に戻す手助けをし、森のお掃除屋さんと呼ばれる事もあります。

住宅の場合、骨組みなどにも使用される木材を食べます。

住宅の木材に加えて、ひどい場合は床から室内に侵入し、畳や家具を食べる事もあります。

 

 

  • 羽蟻を飛ばす。

羽蟻とは、巣別れのために新たな生息地を探して飛び立つ、未来の王・女王アリです。

条件が揃うと春先や梅雨時期などに、新たな繁殖の場を求めて大量に羽蟻を飛ばします。

(注)シロアリの羽蟻は白色ではありません。体色は黒色や橙色です。

 

と言うことで今回はシロアリの基本的な生態についてでした。

 

※今回のトピックで触れている『シロアリ』とは、日本で最も被害の多い「ヤマトシロアリ」、「イエシロアリ」に共通する生態です。この2種類の他にも生態の異なるシロアリがいますのでご注意下さい。

執筆者 曽谷 智久

 

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